市場規模は拡大しているのに、学習塾の経営が苦しいワケ。

~真の口コミ力を生み出す学習塾とは?~

市場規模の拡大の裏で、小規模の学習塾は倒産している!?
画像:お金
 
不況や増税で騒がれている昨今ですが、学習塾・予備校の市場はこの10年でさほど変動がありません。
 
それどころか、2012年度の矢野経済研究所の調査によると、市場は前年度に比べて1.5%増の9,380億円で、市場は拡大しているといえます。
 
市場拡大の要因は個別指導塾の伸びによるもので今や、個別指導は学習塾市場の40%以上を占めています。
 
ということは、個人経営の学習塾にとって、いい時代が来たのでしょうか?
 
そうではありません。
 
大手予備校・学習塾が個別指導に力を入れて業績を伸ばしている一方で有名予備校・学習塾と価格競争に追いやられ、倒産する学習塾は多くあります。
 
子供の勉強にお金をかけたいと思う一方で、学習塾の月謝が家計を圧迫しているのも事実。
さらに、少子化により生徒の数が減っているため、学習塾業界では価格競争が過熱しています。
 
業界全体は好調でも、個人経営の学習塾にとっては厳しい状況だということです。

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地域密着の個別指導は口コミで広がる……というのは嘘?

画像:生徒質の高い授業をしていれば口コミで広がり、その地域の子供たちが塾に通ってくれる。
 
それが理想ですよね。
 
 
しかし、大手予備校・学習塾や通信教育などもライバルだということを忘れてはいけません。
 
 
親が子供を学習塾に通わせるには、このような理由があります。

文部科学省資料P46_通塾させた理由グラフ

資料|文部科学省[子供の学校外での学習活動に関する事態調査報告]
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/08/__icsFiles/afieldfile/2009/03/23/1196664.pdf

 
 
学校の授業についていけないときや、学校の授業だけでは受験に合格できるか不安になったとき、学習塾に通わせたいと思うということがわかります。
 
一方、「友達が通っていたから」や「近所の人や先生にすすめられたから」という理由で学習塾に通わせる人が少ないことに驚かされます。
 
つまり、チラシをポスティングして多くの人に知ってもらったり、口コミで広まるように販売促進を頑張ったところで、あまり効果がないということです。
 
まったく効果がないというのではなく、その人が学習塾を求めていない時期なのかもしれません。
 
 
つまり
 
 
親が子供を学習塾に通わせたいと思ったときに思い出してもらえる学習塾こそが真の口コミ力がある学習塾だということです。

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真の口コミ力が効力を発揮するのは、こんなとき!

画像:手紙(小)学習塾は常に求められているものではありません。
 
子供と相性がいい学習塾があれば、親はその塾に通わせるでしょう。
 
学習塾が求められるのは、進学・進級をするときや、それまで通っていた学習塾をやめて別の塾に移りたいと考えているときです。
 
チラシや看板、ホームページを見て問い合わせをしてくれた人、見学に学習塾を訪れた人の中で、すぐに入塾しない人もいるでしょう。
 
ところが、そういったタイミングで申し込む人のいるのです。
 
つまり、必要だと思ったときに、思い出してもらえる塾になることが肝心です。
 
また、現在通ってくれている塾生の親に対しても、忘れられないような工夫が必要です。
 
子供が卒業しても、「あの塾はよかった」と言ってもらえるのが、真の口コミ力がある学習塾です。
 
ただ、生徒ひとりひとりに質の高い授業をするためには授業の準備や人材の育成に忙しいのが本音ですよね?
 
塾だよりや販促物を作りたいけど、そんな時間がない!
 
 
 
そんなときに役立つのがニュースレターです。
 
定期的にニュースレターを送ることで学習塾が必要になったときに思い出してもらえます。
 
生徒の親とのコミュニケーションツールとしても役立ち困ったことがあれば相談してもらえるでしょう。
 
授業に集中することで生徒の満足度を高めることが真の口コミ力を生み出します。
 
あなたの代わりに「目に見えないつながり」を作ってくれる
 
それがニュースレターの役割です。
 
ぜひ、ニュースレターをご活用ください。
 
 
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