治療が終わった患者が「通いたい」と思う整骨院になる方法

地域で生き残るための効果的な宣伝ツールとは?

画像:パソコン(小)
 
 
 
整骨院の数が増えて、同業者での競争が激しくなっているのが現状です。
 
厚生労働省の調査によると、柔道整復師の数は10年間で約2万人が増え、柔道整復の施術所は約13,000カ所増えています。
 
表6(あん摩、マッサージ及び指圧等を行う施術所数の年次推移
引用:厚生労働省 平成22年衛生行政報告例
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei/10/dl/h22_gaikyo.pdf
 
このデータからわかるように、同業のライバルが増えていることがわかります。
 
それだけでなく、治療を受ける人は、病院、整体、リラクゼーションなどをはっきりと区別して利用しているわけではなく、整骨院の存在が広く認知されていない場合があります。
 
正しく利用してもらうためにも、あなたの整骨院は地域で広く知られる必要があるということです。
 
整骨院を知ってもらう方法はいくつかあります。
 
・チラシ
・ポスティング
・口コミ
・ダイレクトメール
・ブログ
・ホームページ
・スマートフォンサイト
・口コミサイト
 
など、さまざまな方法があります。
 
最近では、インターネットで検索して整骨院を訪れる人も増えています。
 
しかし、それはインターネットやスマートフォンをよく利用する若い世代から中年までの世代です。
 
高齢者が事故にあったり、けがをした時に頼ってもらえるような整骨院を目指すなら、チラシのポスティングや通院中の患者の口コミが効果的でしょう。
 
 
つまり、年代によって利用する宣伝ツールが違うということです。

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保険診療に頼らず自費治療へと切り替える戦略

画像:男性(小)整骨院を訪れる人は、事故やけがなどで今すぐ治療が必要である場合がほとんどです。
 
しかし、それでは保険診療の治療が終わった時点で、その人が整骨院を訪れることはなくなるでしょう。
 
自費治療のサービスは、整骨院を経営していくうえで柱となるサービスです。
 
けがの治療だけで終わらず自費治療のサービスを受けてほしいというのが、整骨院の本音ですよね?
 
保険治療だけで終わってしまう現状を打開するためには、より健康でいい体の状態で過ごすために、自費治療のサービスを提供していることを伝えねばなりません。
 
ただ、最初から自費治療のサービスの案内をするわけにもいかず、伸び悩んでいるのが現状でしょう。
 
必要な治療が終わるころに提案をするのがベストなタイミングですが、すぐに自費治療に切り替えるかどうかは、お客様が決めることです。
 
その人が必要だと感じた時に受けてもらうことが大切です。
 
 
では、治療が終わったお客様との接点を持つためには、どうすればいいのでしょうか?

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いつもあなたを想っています」という気持ちをこめて。

画像:手紙
定期的に通院しているうちに、患者とあなたとの間には信頼関係が生まれているはずです。
 
せっかく仲良くなったのに、その関係がなくなってしまうが寂しいと感じるのは患者も同じ。
 
ですから
 
 
「いつもあなたのことを想っています」という心を込めた手紙には「また、あの整骨院に行きたい」と思わせる効果があります。
 
 
整骨院の中には、ダイレクトメール、暑中見舞いや年賀状、誕生日カードなどを送っているところもあるでしょう。
 
しかし、そこまで手が回らないというのが現状ですよね?
 
本来ならば、手書きでひとりひとり手紙を書きたいところですが
 
治療やサービスの向上のための時間がどんどん削られてしまいます。
 
 
また、人によって必要な時期やサービスは違うので時間と手間をかけて手紙を書いても、すぐに来院につながるとは言い切れません。
 
 
そこで有効なのがニュースレターです。
 
大切なのは治療が終わっても接点を持ち続けることだからです。
 
 
定期的に届くニュースレターで、その人はあなたのことを思い出します。
 
そうすれば、自費治療のサービスに関心を持ったり
 
周りに困っている人がいれば、あなたの整骨院をすすめるはずです。
 
インターネットに強い世代の人であっても、ニュースレターが届くことであなたの整骨院を思い出します。
 
たくさんの情報の中で、まったく知らない整骨院やサービスを選ぶよりも
 
またあなたの整骨院に行きたいという気持ちがわいてきます。
 
 
つまり、ニュースレターは世代や患者を選ばないツールだということです。
 
 
ひとりひとりの患者に心を込めてニュースレターを送ることであなたの整骨院は地域で支持される医院になるのです。

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