ニュースレターを書き始める時、まず考えるのがタイトルです。単純に会社名やサービス名をつけることも多いですが、工夫して考える方も多い部分だと思います。どういったポイントに気をつけてタイトルを付けるといいのかをご紹介します。
1.セールスレターではないので、強烈なキャッチコピーでなくて良い
ニュースレターそれ自体は、顧客との関係を深めていくという事が本来の目的なので、基本的にニュースレターで売り込みをする事が目的ではありません。ニュースレターに最も近い媒体として、フリーペーパーや雑誌のタイトルを参考にしてみるのをお勧めします。
雑誌は値段がついていますが、雑誌の販売価格だけで商売をしているわけではなく、雑誌の中にある広告主からお金を頂くモデルであることがほとんどです。フリーペーパーの場合はそのもの自体は無料で配布しているので、100%広告からお金をもらうモデルになっています。
そうすると、読者が興味をもって読んでもらう事が重要な第一ステップになります。その上で、紙面の中にある広告に興味を持って貰うという流れです。
ニュースレターも同じように考えてみると、タイトルではチラシのようなタイトルを付けることは読者にこれは売り込みのものであると伝わるため、読んでくれる人が少なくなってしまいます。そうすると、本当に読んでほしいお店からの情報は目に触れることすらなく、そのニュースレターは開かれることもないという事になってしまいます。
ポストに毎日入っている売り込みのチラシをゆっくり読もうと思う人は少ないはずです。まずは、売り込み色の強いキャッチコピーでタイトルをつけない事が大切です。
雑誌タイトル一覧
https://www.lib-ikedacity.jp/opw/opw/OPWJRNLIST.CSP?DB=LIB&LIB=01
フリーペーパー・タウン誌ネットワークUnyo!(うにょ)
https://www.u-nyo.com/
2.会話が生まれる要素を入れる
ぱっと見た時に、これは何の意味が込められているのだろう?そう思う言葉を入れてあげることをお勧めします。もちろん、会社名やサービス名も何かしらの意味を込めてつけているはずですので、それを使うのでもいいですが、改めてタイトルを付けるのも良いでしょう。
なぜ、会話が生まれる要素があるといいかというと、ニュースレターで接触した顧客が次あなたと会った時や電話で話した時に、コミュニケーションが起こる可能性が高まるからです。
初めて名刺交換した時に、社名の由来を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。少し気になるタイトルを付けることで、このタイトルはどんな意味が込められているのかを聞いてくれる可能性が高まります。
そして、その時に商品やサービス、事業についての想いに繋がるようなものであることが望ましいです。自然とこちらの事業の話をすることができます。
3.覚えやすいキャッチーなものが良い
覚えやすいタイトルだと、お客さんはその名前を気軽に使ってくれます。憶えにくかったり、難しかったりすると全てニュースレターという一言に括られてしまいます。お客さんが誰かにニュースレターの話をする時に、すぐ思い出せて伝えられるタイトルの方が口コミしやすいのは間違いないでしょう。
あまり考えずにタイトルをつけても問題はないですが、少し工夫するだけで将来的に大きな違いになるでしょう。