仕事はシビアだけど一般企業よりも収入が高い
といったイメージのある金融業界。
加えて、景気の回復により人気が高まっています。
それでは、そんな金融業界に求められる人材とは
どんな人なのでしょうか?
今回は、金融業界に求められる5つの条件をお届けします。
1.コミュニケーション能力
従来のように自社商品を売ればいいという時代とは違い
求められるのは顧客の悩みを解決する営業力です。
そのため、最も求められるのがコミュニケーション能力です。
顧客の悩みや潜在的に求めているものを引き出すためには
やはり会話のキャッチボールが必要です。
顧客のニーズを引き出す質問や柔軟な対応力が問われます。
2.勉強熱心であること
金融の世界では制度の改定が頻繁に行われます。
専門知識を身につけるとともに
情報をアップデートしなければなりません。
若いうちは専門知識の広さや深さを求められても
勉強が追いつかないこともあるでしょう。
しかし、大切なのは知識の習得に対して前向きであること。
常に新しい情報を取り入れようとする姿勢が求められるということです。
3.信頼関係を築ける
お金に関する悩みや経営の内情を話してもらうためには
顧客との信頼関係を築くことが先決です。
たとえ自分にとって不都合な状況であっても
顧客のことを第一に考えられる人柄が
信頼関係を築くうえで必要不可欠な要素だといえるでしょう。
4.経営者の視点を持っている
自分自身の立場は「会社員」であっても
経営者の視点で物事を考えられる資質が求められます。
「もし、自分が経営者なら……」と本気で考えられる人は
経営者が安心して相談できる人材です。
たとえ顧客が個人であったとしても
その人の資産を運用するのは経営するのと同じこと。
経営感覚を持って考えられるというのは
その人の魅力であり、強みとなるでしょう。
5.アイディアが豊富
顧客自身も気付いていない悩みや問題を引き出し
問題に対する解決策を提案するのが金融業界に求められる人材です。
そのためには、顧客が思いつかないようなアイディアを
提案することを求められます。
客観的な視点と柔軟な発想力を持つ人は
顧客から信頼される人材となるでしょう。
ただし
アイディアが出てこなくて困ることもあるかもしれません。
そんなときは、社内でブレインストーミングをしたり
上司や先輩からの指示をあおぐといいですね。
いかがでしたか?
5つの条件をすべて満たしていなければ
金融業界に就職できないというわけではありません。
大切なのは、そうなろうとする前向きな姿勢です。
この5つの条件が少しでも役に立てばうれしいです。